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ハモン・クルード・マンガリッツァは、ハンガリーの大変珍しい豚から作られる生ハムです。マンガリッツァの豚は起源がイベリコ豚と同じです。1回に子供を産む数が5頭から6頭と少なく、多産種の白豚に駆逐され一時は絶滅寸前でしたが、多産系の赤毛の豚であるデュロックしゅと掛け合わせることにより、出産頭数も増え、増産が可能になりました。現在はマンガリッツァ75%ドュロック25%の割合です。
マンガリッツァはハンガリーでも北の方、オーストリア国境に近い地方で半ば放し飼い同然に育てられます。トウモロコシ、小麦、草などを与えられ、一部は土を掘り返し餌をあさります。冬は非常に寒い地方で、おかげで羊毛のような巻き毛に覆われています。
スペインのモンテ・ネバド社では、良質な豚肉を求め、欧州中を調べました。そこでこのマンガリッツァと巡り会ったのです。イベリコと同じように体重が150Kgになるまで、育てられます。肉質はきわめてイベリコに近く、濃いワイン色の肉色に特徴があります。脂も非常に厚く、ハンガリーでは脂を取るための特別な豚というみられ方をしていたようです。
マンガリッツァ、生まれた時はまるで猪のようです。長い年月をかけハンガリーの厳しい気候により体毛が変化しました。より一層野生の血を残している品種です。
成長するに従い、しましま模様は無くなっていきます。だんだん豚らしくなってきましたが、でも毛が長いので、驚きます。ちなみに下がイベリコ豚の小さいときの写真です。
イベリコの仔豚
一時的に借りている写真なので、早急に撮影して入れ替えします。 この豚を使ってハモンを作る。この新しい試みが見事に実を結び、あらたなおいしさのハモンが誕生したのです。